Always with a SMILE 2023年1月号 / Vol.214を発行しました!

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働きやすいオフィス環境を実現するため、【プレストレス工法】を採用し、可能な限り柱の無い大空間の執務室を形成いたしました。これによりオフィス環境は、情報技術の変化に追従できる機能拡張性の実現と、一人当たりの十分な執務スペースの確保をいたしました。またサービスエリアを明確にすることで、施設維持管理へ配慮した居室構成といたしました。

セキュリティを考慮した階層構成・下層から上層に向けセキュリティレベルを高める階構成とし、室毎でセキュリティレベルの設定や、入退室管理の徹底、データセンターへのアクセス管理など、お客様の大事なデータ環境を守る確実なセキュリティ対策の実施を行いました。また本施設は災害に強い施設として、安全な電子機器環境下でお客様のデータを守り続けます。非常用発電設備として自家発電(72時間)を可能とする燃料備蓄はもちろんの事、受電方式には、【本線・予備線2回線受電方式】を採用しております。本線以外にも予備線を活用することで、災害・緊急時の設備運用に負担が無い計画としております。

新社屋は、災害時における事業の継続性を保持するため、想定を上回る大地震時においても建物の安全性を確保する必要がありました。現在、日本国内で実現できる限りの合理性のある施設構築を目指し、品質確保と共に約10%コスト低減を実現いたしました。本施設は地震力そのものの低減が可能な【免震構造】とし、ポストテンション・プレストレス工法、高強度コンクリート等の品質確保をおこない、建物本体の安全性はもとより什器備品を含めた建物の全機能の保全を図った計画としました。

大空間の執務室(無柱空間)

木目調が優しいリフレッシュコーナー

黄金色に光り輝く新社屋

免震装置(転がり支承)

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